ぎっくり腰

ぎっくり腰とは急性腰痛のことです。
突然、激しい腰痛に襲わる、 西洋では「魔女の一撃」と呼ばれています。
急な動作や重い物を持とうとしたときや、体を変な方向に捻じってしまったときなどに、急に電気が走ったような激痛に襲われます。

ぎっくり腰
腰を構成している「筋肉」「腰椎」「椎間板」「関節」「靭帯」に何らかの外力が加わわり、腰にねんざ(捻じれたり・軽微な損傷)が起こると、ぎっくり腰が発症します。
一番多いのが筋肉関連です。
腰周囲の筋肉の疲労が蓄積し筋繊維が弱くなり、少しの外力でも筋繊維の損傷が起こり強い痛みとなります。

背骨の腰部分にあたる「腰椎」
腰椎と腰椎の間にある「椎間板」
腰椎と椎間板が作り出す「関節」
腰椎を支える「靭帯」

ぎっくり腰
急な動作や重い物を持とうとしたときや、体を変な方向に捻じってしまったときなどに、突然、電気が走ったような激痛に襲われます。

人によっては、そのまま動けなくなってしまう人もいるほどの激痛であることも多いです。

最悪、歩くことも立っていることも出来なくなります。

ぎっくり腰

とても重い物を無理をして「えいっ!」と、持ち上げた時に起こるようなイメージがあると思いますが、 確かにこのときにもぎっくり腰になることは多々あります。

しかし、一般的には普段から持っているような物、重くない物でも起こす人がたくさんいます。
それは、、疲労の蓄積によって筋肉自体の筋繊維が弱くなり、チョットした力でもぎっくり腰になってしまうのです。

日々ストレッチを行って若い筋肉にして、代謝をアップしましょう。

ぎっくり腰

日常生活の中にはぎっくり腰に注意が必要な動作が意外とたくさんあります。
それではどんな場面で起きるのでしょう

無理な前かがみ姿勢をとっているとき
勢いよく姿勢を変えるとき
体を捻じっているとき
寒さで筋肉が硬直しているとき
重い物を持ち上げるとき
床の物を拾うとき
くしゃみをしたとき
朝、布団から起き上がるとき
野球やゴルフなどでスイングをするとき(体を捻じる動作)

日々ストレッチを行って若い筋肉にして、代謝をアップしましょう。

ぎっくり腰は痛みが強いため、腰周囲の筋肉をゆっくり伸ばし、痛みを和らげていきましょう。
絶対に違和感や痛みがあった場合は中止しましょう。

日にちが経ち、痛みが和らいできたら、徐々にストレッチをやりましょう。
痛みを我慢して無理をして行なうと痛みが悪化する可能性があります。
どうしてか理由は、筋繊維が損傷している状態なので無理は禁物